この記事では英検準1級の要とも言えるライティングパートの対策とコツをまとめました。
ライティングパートの過去問、やってみたことありますか?
結構時間がかかる・・どう対策したら良いの・・?というあなた。
解き方のコツと対策方法をまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。
英検準1級のライティングパート、難しいんだが・・
書き方にはコツがあるよ。ライティングパート対策が分かるよう解説したぞ
目次
英検準1級ライティングパートの採点・評価基準
まず、採点・評価基準について知っておきましょう。どういうところがポイントになるのか知って学習するのと、知らずに学習するのでは習得の仕方もおのずと変わってきます。
まずは英検ホームページをチェック!
観点1:内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
観点2:構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
観点3:語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか
観点4:文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
英語検定協会ホームページより
ホームページではこの他にも例文を例示して各観点でのアドバイスもあり、かなり分かりやすく説明されています。この中で特に注意したいのは観点1の内容です。ここは実は英語以前の問題で、エッセイ全体で主張に対する理由付けがしっかりされている必要があります。
エッセイ(論文)は型が大切!すぐ覚えるべし
採点に関する観点の2の構成ですが、これは「エッセイを書きなさい」という問題の指示に従い、エッセイ(論文)の型になっている必要があるということです。具体的には、以下の形にする必要があります。
「まずは自分の立場を明確に示し、理由をつけ、最後にもう一度主張する」という形です。一度覚えてしまえばそんなに難しいものではないですよね?
出題されるのはどのテーマから?
そして、英検準1級のライティングパートではどんなテーマの題材が扱われるのかもある程度の予測をすることができます。
英語検定協会ホームページ 英検準1級のレベルについての表記より
最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められます。
英検協会のホームページでは具体的なテーマの開示はありませんでしたが、旺文社のライティングの過去問題集では以下のジャンルの練習問題がありました。
- 社会
- 生活
- 環境
- ビジネス
- テクノロジー
- インターネット
日常生活や社会で話題になりそうなこと、議論されるテーマなどは普段から自分の意見を考えるくせをつけておくのも論文対策になりそうです。
エッセイには書き方の手順があった
さて、ここまで見てきたところでやっとエッセイの書き方についてです。
ここは結構大事なところ!しっかり内容を理解してね!
- まず問題文を見て、何について考えればよいのか正しく把握する。
- 提示されているPOINTSから賛成の理由、反対の理由をすべてについて考え、どのPOINTSと理由を使うのか2つ選ぶ。
- 考えた構成に沿って英文でエッセイを作成
- 見直し
1、2を5分、3、4で15分~20分で書けるよう練習していけば良いでしょう。
参考書によって25分から30分をライティングパートにあてることをおすすめされているものがほとんどです。
まずはトピックを理解して、内容を考えるのか・・。
そう!英文を書き始める前の段階がめっちゃ大事です。
合格のための対策・学習スケジュール例
筆者の場合はある程度体系的に対策、学習をした方がよさそうだと判断したため、問題集を1冊と英文添削サービスを利用しました。
英検分野別ターゲット英検準1級ライティング問題 [ 旺文社 ]価格:1,980円 (2023/9/17 20:25時点) 感想(10件) |
練習問題として10問、模擬試験として3問収録されています。それぞれの出題に対して賛成の立場、反対の立場両方の回答例が示されていて、思考の練習になります。
賛成でも反対でも根拠と合わせて意見を言うのって(英文関係なく)難しい・・。
日本語で、ニュース読んだらその内容に賛成か反対か自分の意見をまとめる(考える)習慣をつけることが練習になるね
また、「時事解説&単語ブック」が別冊でついており、出題が予想される20のトピックについて理解が深められるものになっています。
英検準1級受験まで残すところ1か月ですので、2日に1問のペースでライティング対策、やってみようと思っています。
まとめ
さて、今回は英検準1級合格の肝ともいえるライティングパートの特徴と対策についてまとめました。
最初はエッセイを完成させるのに目標時間内ではできないかもしれません。ただ、このライティングパートの対策は、思考力、論理力の試される、対策自体が楽しめるものだと感じています。
日本人は自分の意見をはっきり言うのが苦手だともいわれていますが、主張をする練習にもなりますね。一緒に楽しみながら合格を目指していきましょう!