息子が4月に小学1年生になりました。現在小学4年生の娘と違って自分で管理したり支度するのが苦手です。
小学1年生になると、身の回りのことや、帰宅後の宿題や翌日の学校の支度など、自分自身でできるようになってほしいですよね。子ども自身で身支度など簡単なことからでも出来るようになってほしいときにどんな風にこどもに関わればよいか、声をかければ良いかをまとめました。
小学1年生になると宿題がはじまる
息子はこども園に通っていました。宿題はもちろんなく、お勉強系の習い事もしていませんでした。小学1年生になって宿題が始まりました。宿題をすること、明日の時間割を確認して自分で準備することがまずこの1年生の間の目標です。それが出来るようになるための関わり方のコツをまとめます。
1.具体的に指示する、スモールステップにする
私も含め、忙しいママさんは「支度出来たの??」「宿題した?」などざっくりした言葉で確認しがちです。それで動けるお子さんは超優秀です!何も心配ないです。うちの息子はまずそれでは動けません。そうなったらもう少し具体的にかみくだいていきます。
「ランドセルをここに持ってきて」
「明日の時間割はどこを見たらわかる?」
「持ち物は何をもっていけばいい?」
「宿題をテーブルに出そう」
まずはそばについて一緒に進めていく感覚で一つずつ取り組んでいきます。一通り目的とすることが終わったらしっかり褒めてあげます。
少しずつ慣れてやることを覚えていったら指示をだんだん減らし自分で出来るところまで目指します。
2.ルーティーン・習慣化していくことを目指す
我が家の場合は学校が終わると学童(児童クラブ)に行くことがほとんどなのでそこで宿題をすることもありますが、音読など家でやる宿題もあります。家に帰ったら手洗いうがいのあとにすぐ「支度と宿題」をすることにしています。
仕事で帰りが遅くなってしまい夕食作りの家事などを優先しなければならずすぐに見てあげられない時もあり、そうなると夕食の後に見るなど自分も疲れてしまうので出来たら少し時間を取って帰宅後すぐに見てあげたいですが・・要検討です。
自分で出来るようになるまでの辛抱なので少しの間のことですが。
「帰宅」→「支度、宿題」というステップが習慣化されることがゴールです。
こどもは身の回りのことに興味をもつ
こどもに興味を持ってほしいことがあるとき、みなさんはどうしていますか?
自然にこどもが興味を持つのは、「親がしていること」です。私は最近ヨガをしていますが、こどもいると、自然に近くに来て一緒にやっていることもあります。いつもではないですが親がやることを子どももやりたくなるのは自然なことです。また、一緒にやるのも効果的です。
例えば英語に興味を持たせたいとき、教えるというより一緒にやる方がこどものやる気が出ているように感じます。
ポジティブな言葉がけをしよう
普段わたしたちは何気なく言葉かけをしてしまいますが、言葉が思考になります。思考を言葉にすると考えや気持ちが整理されるように、言葉と思考は密接につながっています。
「あなたならできるよ」「こうしたらできるよ」という前向きなメッセージを伝えることを意識して声掛け、言葉かけをすることは重要です。
「忘れ物をすると先生に叱られるよ」などついつい口から出てしまいますが子どもに「出来るイメージ」をつけるためにはマイナスです。
脳科学的には脳はイメージしたことと実際に体験したことの区別は出来ないそうです。
これはどういうことかというと、言葉かけによってマイナスな言葉かけをしてこどもがマイナスな状況をイメージする=マイナスな体験をするということになってしまうということです。
もったいないですよね!(猛烈に自分に言ってます(^^;)
やる気になってから行動するのではない
わたしたち大人も含め、「やる気が出ないな~」なんてことはよくあります。「やる気」がいつもあるように見える人でも、何かをやり続けられる人でもいつもやる気があるわけではありません。「やる気」があるかないかを気にすることは無意味です。
なんでもいいのでやることでやる気は出てくるのです。どうしても動けないと思う時には、「教科書をもってくるだけ」「ノートを開くだけ」「パソコンを開くだけ」など小さなステップを作って体を動かしましょう。動き出してしまえば案外動けるものです。お子さんへの声掛けも、具体的で実行に移しやすい言葉がけをしていきたいですね。
まとめ
今回の記事では、身の回りのことや、帰宅後の宿題や翌日の学校の支度など、子ども自身で出来るようになってほしいときにどんな風にこどもに関わればよいか、声をかければ良いかをまとめました。
毎日のことなのでついついおざなりになってしまいがちですが、時には子どもとのかかわり方を振り返ってみる時間を持つことも大切だなと感じています。