小さいころから英語に触れることで、母国語のように自然に英語を身に付けられるとしたら、こどもには早くから英語に触れて苦労は少なく、英語を習得してほしいと思う親ごさんは多いのではないでしょうか。
この記事では、年齢別に英語に触れるにはどんな方法があるのか、実際に我が家でも取り組んでいるものや取り組んだ方法を紹介します。上手くいったことも失敗したことも正直あって、こうした方が良かったな、という部分もありますのでぜひ皆さんの成功につなげてほしいと思います。
年齢によって変化する言語習得の仕組み
人間は赤ちゃんとして生まれて様々な刺激を受けながら成長していきますが、何かを身につけるのに最適な時期というものがある程度あります。
３歳～５歳 音の聞き取りや言語野が発達する時期なので主に英語の歌など音の面で触れると吸収が早いです。特に聞いたままを真似できるのは文字などを知る前になります。現在小学４年生の娘は英語を発音してくれるおもちゃで「watch」の発音を聞いたまま発音したところ、ばぁばは聞いただけでは分からないほど発音をマネすることが出来ていました。また、ABCソングなども聞いただけで覚えます。ただ、その後継続的に興味を持っていないと出来なくなることもあります。
８歳～１０歳 総合的に語学を学ぶのに適した時期。学年で言うと小学２年生から小学４年生ごろ。日本語の文字も習得がすすんでいますよね。文字からの学習も出来るようになります。
手軽に家で英語に触れる方法
英語の４技能といえば「聞く」「話す」「読む」「書く」ですが、まずは「聞く」「話す」「読む」を意識して行うことが取り組みやすいです。
１．英語絵本
読み聞かせをしてまずは聞かせましょう。CDや音声ダウンロードサービスがついているものも最近では多いです。３歳～７歳ごろまでがおすすめです。
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２．英語のDVD
うちの子はディズニーの映画も好きなので英語でも喜んで見ていますが、どこかでもらってきた（笑）ディズニーワールドシステムの無料サンプルDVDは小学生になる前に夢中になって見ていました。
特に歌が好きですぐに覚えて楽しそうに歌っていました。私が持っているものではアルファベットソングや、天気、色などがテーマになっている動画、お料理をしている動画など日常的な単語やフレーズが覚えられる内容でした。ディズニーのキャラクターは好きなお子さんなら気に入って何度も見てくれるはずです。うちの子も何度も見てアルファベットソングなんかはいつの間にか覚えていました。
３．タッチペンのついている英語学習系の本
こちらは小学生になってからがおすすめです。特に小学２年生以上が良いです。文字からも情報を得られるようになって音と文字の両方から情報を吸収します。ただ逆に視覚に頼る傾向も出てくるのでやはり音の吸収は就学前がベストに感じます。
我が家ではリビングの壁にタッチペンで話す仕様になっているアルファベットのポスターをはってちょっとした時間や思い立った時にクイズ感覚で問題を出して触れる機会を増やしています。我が家はばぁばに誕生日プレゼントでもらって使っています。
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４．オンライン英会話
パパ・ママが英語に自信がない。仕事や家事で時間がないけれどもこどもには英語に触れてほしいという場合はオンライン英会話がおすすめです。オンライン英会話であれば自宅にいながらこどもに英語にふれさせることもできますし、その様子を近くで見ることもできます。また何と言っても低価格で英語圏の先生と英語でやりとりする時間がもてる・・一昔前なら考えられなかったことです。
月に3000円くらいから受講ができるところが多そうです。
英語での親が子に語り掛ける時の具体的なフレーズ
お母さんやお父さんなどおうちの方が英語が少し出来るよっていう場合は時々英語で会話に挑戦してみるのも楽しいです。簡単に出来るものを少し紹介しますね。
１．挨拶系 「Good morning．」「Good night.」 など
英語でやりとりする楽しさを感じられます。コミュニケーションは楽しいもの。なんだこんなこと、と思われるかもしれませんがお子さんの笑顔が見れるはずです。
２．「What (color) do you like? 」 何色が好き？
折り紙を数枚用意して、まず色に親しみます。緑の色紙なら、 「It’s green.」 といった要領でblue,pink,red, black,yellow,orangeなど覚えていきます。こどもにも発音させます。
「What color do you like？」 （何色が好き？）
「I like pink!」 （私（ママ）はピンクが好き）などジェスチャーなども加えながらリピートします。
「What color do you like？」 （繰り返したずねます）
「I like…」 と途中までママ(パパ）が小さい声で言って促してあげるのもいいです。
ポイントは繰り返しと、子ども自身にどんどん発音させることです。出来なくても楽しめればいオッケー!くらいの気持ちで取り組んでみてください。
同じ要領で動物や食べ物も出来ます。イラストや写真があるとよりイメージが具体的になって覚えやすいので、例えばクマの絵を書きながら「bear」という単語を繰り返し発音させるのも効果的です。
ここでも「楽しめる」ということが大切なのでリズムや歌のようにママやパパ自身が楽しんでいる様子を見せるのがコツです。
親子英語を継続するためのコツ
結局は楽しめるのが一番！親がやっているのを見たら一緒にやりたくなったり、親子のコミュニケーションがとれるから好きになる など子どもはパパやママが大好きで、まねしたり、一緒にやりたいものです。
親自身が夢中になったり、努力していたり、向き合っているもの、親との関わりを持てるものをこどもは求めています。
オンラインこども英会話
「パパ・ママ自身が英語が苦手」、「忙しくて自分で教える余裕がない」という場合はオンラインレッスンも活用しても良いでしょう。自宅でリーズナブルな価格で英語のレッスンが受けられ、子どもがレッスンを受けている様子も見ることができます。
我が家でも、下の３つのサービスについてはこどもに体験してもらったことがあります。実際に入会するには至らなかったのですが、どのサービスもこどもでもしっかりレッスンができるよう用意されていました。特に、Novakidさんのレッスンは、画面上での教材がカラフルで魅力的でした。
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まとめ
私自身も、英語習得にはかなり時間を使ってきていますし、さらにまだまだ満足できていません。こどもにも英語を好きになって上手く習得してほしいなと思いながら、出来ることをやってきましたが、「失敗したな」と感じているのは、定期的に英語学習を続ける環境までもっていかなかった、いけなかったところです。
定期的に取り組むことで、習慣化や、抵抗感も少なく英語に触れる時間をもつことが継続できたかもしれません。現状の我が家の場合（小学５年と小学２年）では、習い事を新たに始めるには、こどもが「やってみる」といってくれることが条件になっており、「やってみる」と言ってくれるものが年齢が上がるにつれて少なくなってきています。
今後、どのように英語に触れていく機会をもとうか、と時々英語への関心度合いを図りながら探っているところです。
