今回の記事では、夏休みなどの長期休みを利用した、こどもの成長のための21日チャレンジなどで目標・習慣をもって取り組むことについてまとめてみました。目標・習慣をもって取り組むことで、こどもの自己肯定感を上げていくことも期待できます。
親がまず目標を持ち、こどもと一緒に計画を立てる
夏休みの計画、立てていますか?
「旅行に行く」「帰省する」「仕事・・」などなどそれぞれに楽しみ方もあるかと思いますが、お子さんの計画はどうでしょう?
何事にも通じることですが、何か目標とするものがあったとき、「計画」があるのとないのとでは目標の達成の確率、達成度合いが変わってきます。
「計画」をたてるということは、
- 目標・ビジョンが明確になっている
- 計画を立てることで毎日の過ごし方が具体的にイメージでき、有意義なものとなりやすい
- 計画を実際に進めていき、時々計画を実行した結果や経過を見直すことで、目標への到達度合を測りやすく、計画自体を改良していける
目標の例としては
- 夏休みを利用して学校での学習内容の理解を深めたり定着させる
- スイミングに通い、体力をつける
- 英語に触れる時間をつくり学習習慣をつける
- 夏休みの間に3つの体験イベントに参加する
など、なんでも良いのですが、親にとってもこどもにとっても一つ目標を作って達成する経験というのはその子自身の自信となり、その後も「挑戦できる子」になっていくはずです。
チャレンジし、失敗も成功も経験することで「自己肯定感」を育てよう
日本は「自己肯定感」の低い人の割合が他の先進国にくらべてもかなり高いということが国際比較調査などを見ると分かります。
自己肯定感が高い若者の特徴をみると,家族関係,学校生活,職場生活が充実し,満足している若者ほど,自己肯定感が高い。(図表21)
内閣府 ホームページ 特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~ より
自己肯定感を上げていくには挑戦し、失敗や成功を繰り返していくことではないでしょうか。
良い習慣を作るコツは21日間続けること
ある研究によると、何か習慣にしたいものがあるときに、有効な方法として「(習慣にしたいことを)21日間続ける」というものがあります。「21日間チャレンジ」など21日間続けることをまずは挑戦内容とすることで楽しく「習慣化」を目指しても良いですね。
また、子どもの場合は「楽しい」ことであれば意欲を持って取り組む場合が多いので、チャレンジシートなどを作成してチャレンジするごとに好きなシールをはるなどするのも一案です。
まとめ
今回の記事では、夏休みなどの長期休みを利用した、こどもの成長のための21日チャレンジなどで目標・習慣をもって取り組むことについてまとめてみました。
どんなことであれ、「目標をもって取り組み、やりきる」という経験は親にも子にも自信につながるのではないでしょうか。
遊びの計画ももちろん大事ですが、こどもと一緒に過ごせる今のうちに良い習慣を少しでも身につけられるような働きかけをしていきたいです。