英検準1級を目標に学習中の管理人Umiです。今回は、英検学習用教材の中でも有名で活用できる「文で覚える単熟語」通称「文単準1級」をこうしたら活用できたという学習方法を紹介します。
目次
- 1 「文単」ってそもそもなんで良いの?
- 2 「文単」が難しくて出来ないと悩んでいる人でも取り組める方法
- 2.0.1 ①音声で長文1つ、その長文の単語を音声で2~3回聞く。文は目で追う。
- 2.0.2 ②長文を読んでみる。読めない!と感じたら、日本語訳を先に読んでから、英文を読む
- 2.0.3 ③1文ごとに日本語訳と照らし合わせながら英文の構造を理解していく
- 2.0.4 ④英語の構造で納得の出来ない点があれば調べて確認する
- 2.0.5 ⑤英文を意味を理解しながら読めるか確認
- 2.0.6 ⑦音声を聞きながらリーディングをする。意味が取れるようになるまで繰り返す
- 2.0.7 ⑧音声を聞きながら意味がとれるか確認する。繰り返す。
- 2.0.8 ⑨①~⑧までとは別に(併行して)、英語の単語と意味を見て思い出す作業を繰り返す。
- 3 1日あたりの学習量と学習サイクル
- 4 まとめ 繰り返しと継続で英検準1級レベルの語彙と長文をマスターしよう
「文単」ってそもそもなんで良いの?
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そもそも「文単」が評判が良く、いろいろな人がおすすめしている理由をまずは確認しておきましょう。
【文単が評判の良い理由】
・英検準1級レベルの長文が80題おさめられていて、英検準1級に必要な語彙を長文を読みながら覚えることが出来る。
・英検準1級のリーディング対策のみでなくリスニング対策も出来る。
ということなので、これはやるしかない・・のですが、難しくてなかなか進まないよ・・という方もいるのではないでしょうか。それは過去の私です。私も最初にこの本に取りくもうと本を開いたときにはあまりの読めなさに戸惑ったものです。そんな私でも取り組めた方法を紹介します。
「文単」が難しくて出来ないと悩んでいる人でも取り組める方法
単刀直入、方法からお伝えしますね。
【難しく感じる人のための文単活用方法】
①音声で長文1つ、その長文の単語を音声で2~3回聞く。文は目で追う。
②次に長文を読んでみる。読めない!と感じたら、日本語訳を先に読んでから、英文を読む。
③1文ごとに日本語訳と照らし合わせながら英文の構造を理解していく。
④英語の構造で納得の出来ない点があれば調べて確認する。
⑤英文を意味を理解しながら読めるか確認
⑥③、⑤を繰り返す
⑦音声を聞きながらリーディングをする。意味が取れるようになるまで繰り返す
⑧音声を聞きながら意味がとれるか確認する。繰り返す。
⑨①~⑧までとは別に(併行して)、英語の単語と意味を見て思い出す作業を繰り返す。
それでは解説していきます。
①音声で長文1つ、その長文の単語を音声で2~3回聞く。文は目で追う。
読めない文章を、黙読するのはなかなかハードなものです。せっかく音声があるので、音声を活用しましょう。まず、長文、単語を2回くらい聞きます。ここでは意味はとれていなくても大丈夫。意味が取れているならばこの記事は必要ありません。まずは音の確認と、その時点での理解度の確認です。
②長文を読んでみる。読めない!と感じたら、日本語訳を先に読んでから、英文を読む
音声ではずみをつけたところで、リーディングに挑戦です。全然意味が取れないと感じた場合は、日本語訳を最初に読んでしまいましょう。私の場合は日本語訳を読んでもいまいち意味が分からないものもありましたが、とりあえず日本語訳で文章全体を読みます。
③1文ごとに日本語訳と照らし合わせながら英文の構造を理解していく
次に英文1文、日本語訳1文を見比べながら文の意味や構造を理解していきます。英文の意味を日本語訳で確認したり、日本語訳の意味を英文で確認したり相互補完しながら理解していきます。文単の日本語訳は訳し方のせいなのか文章の意味がわかりにくいところも少なくなかったので私はこのように読み進めていきました。
④英語の構造で納得の出来ない点があれば調べて確認する
1分ごとに比較しても納得できない文構造があれば調べて解決する。私はスマホで気になった箇所のフレーズなどを入力して確認していきました。そうすれば該当する文法や用法を確認することが出来ました。知らなかったこと、書き留めておきたいことなどは私の場合は消せるペンで本の余白に書き込んでいます。
⑤英文を意味を理解しながら読めるか確認
一通り意味を取ったところで、英文を読みなおしてみます。ここでもまだすんなりとは読めないので③を再度行います。繰り返すうちに英文が理解できるようになっていきます。
⑦音声を聞きながらリーディングをする。意味が取れるようになるまで繰り返す
音声無しのリーディングで意味が取れるようになってきたら音声を聞きながら英文が理解できるか挑戦しましょう。ここでは、音声のスピードでリーディングができるか、文章の頭から帰り読みをせずに文章が理解できているかを確認することができます。
⑧音声を聞きながら意味がとれるか確認する。繰り返す。
音声を聞きながら英文の意味が取れるようになってきたら、音声のみで意味が取れるか挑戦してみましょう。
⑨①~⑧までとは別に(併行して)、英語の単語と意味を見て思い出す作業を繰り返す。
長文の意味を取っていくと同時に単語だけでも覚える作業をしていきましょう。長文読解をしているとどうしても時間がかかるというデメリットはありますが、単語を効率よく覚えるために単語と意味を確認していく作業もいれていくと効率よく覚えていくことができます。
1日あたりの学習量と学習サイクル
【おすすめ学習時間とサイクル】
(1)おすすめの学習時間は1日2時間以上
(2)学習方法①~⑥で1題15分~20分、3~4題新しい文章を読む(所要時間1時間)
(3)さらに(2)に加えて英単語と意味を見る作業、これまで意味を理解した長文の音読や聞き読みを繰り返す。
まとめ 繰り返しと継続で英検準1級レベルの語彙と長文をマスターしよう
今回紹介した方法は私が実際にやってみた学習方法を整理したものです。おすすめ学習方法の①~⑤だまででもある程度リーディング力を付けることも出来ますが、学習が軌道に乗ってきたらぜひ⑦の聞き読みや音声のみでの英文理解にも挑戦してみると全体的な英語力を上げることが出来ますよ。ここまでくれば英検準1級合格の力は十分ついてきているはずです。
アウトプットの場を確保することでさらに英語学習を深めるのもおすすめ。