英検準1級試験をS-CBTで受験したよ!
各試験の特徴を体感したことと合わせて紹介するよ!
2023年10月にS-CBT方式で英検準1級の試験を受けました。高校生の頃(もう20数年前・・)に2回ほど英検2級の試験を紙ベースで受験したことはありましたが、S-CBTでの受験は初めてでした。
実際に今回申し込みをして、受験をして、結果を待つ という流れの中で感じたS-CBT方式と従来型とのそれぞれのメリット、デメリットを記事にしてみましたのでぜひ参考にしてください。
目次
受検の申し込みのしやすさ(受検機会の多さ)は S-CBT
英検準1級を受検しよう!と思い立った時に、試験の申込をいざしようと思ったらちょうどよい受検のタイミングがないと、受検そのものをしないまま時間が過ぎてしまう、ということもありそうです。
S-CBT方式での受検と従来型との受検の場合には、受検する機会の多さにかなり違いがあります。
S-CBT方式は試験日程が多く、受検したいと思ったタイミングで申し込みがしやすいです。ただ、試験日程は多いものの、各会場ごとの定員は従来型よりも少ないため定員になっている日程は申し込むことができません。
試験の申し込みは、従来型、S-CBT型ともに試験日の約2か月半~2か月前から開始され、1か月前には締め切りとなる申し込みスケジュールです。受検したいと思ったら早めに申し込むのがおすすめです。
スピーキングパートは S-CBT
S-CBTで今回受検をした理由の一つに、「4技能の試験が1日で終了できる」という点でした。
従来型の場合はまず「1次試験(リーディング、リスニング、スピーキング)を受検する」→(合格していた場合に)「2次試験(スピーキング)を受検する」→「最終的な合否を待つ」という流れになります。
ここは一長一短ですのであくまでも特徴を確認して自分はどちらが良いか選ぶ必要があります。
充実した試験対策をするには 従来型
スピーキングパートの要素と重なる部分がありますが、自分自身で受検申し込み、対策、受検の流れを体験する中で、従来型もよかったかな、という思いが出てきた部分がありました。
もともと試験を1日で終わらせたいと考えましたが、別で受検することで同然対策期間も分けることができます。従来型の場合は申し込んでから対策をすると考えた場合、合計で3か月~3か月半の対策期間を設けることが出来ますが、S-CBT方式の場合は2か月半~2か月で4技能の対策をしていくことになります。
もちろん、英検は力試しという考えでいくと、英語力がある程度備わっている場合は、資格対策をそんなにしなくても合格はできるかもしれませんのであくまでもスケジュール感の違いとも言えます。
リスニングパートは 従来型
さて、今回英検準1級を受検した中で最も手ごたえを感じられなかったのがリスニングパートでした(;^ω^)
ここも特徴をお伝えしますのでどちらが良いかしっかり選びたいポイントになるかと思います。
まず、正答率に大きく関わってくると考えられるのが、「問題文の先読みが出来るかどうか」です。先にリスニングパートが始まる前に、問題の質問文と選択肢を読んでおくことによって、「どんなテーマの英文が流れるのか」「どんなポイントに絞って英文を聞けば良いのか、覚えておけばよいのか」を絞って集中してリスニングすることができます。
私の場合は、S-CBT方式での模擬試験を1度ですが「英ナビ!」というサイトで実際に解いてみて、ある程度先読みなしでも正答率がありそうだったのであまり対策の時間をとらずに受検してしまったのが失敗でした。受検当日は結構な割合でリスニングパートを聞き流してしまい、確信のないまま適当に回答するという事態になってしましました。
一方で、S-CBT方式の場合はヘッドフォンを使用して試験を受けますし、音量調節も各自で行います。音をしっかり聞ける安心感はS-CBT方式の方が良い場合が圧倒的に多いと考えられます。
受検後発表までは 従来型
受検が終わると、結果を待つ時間はかなり長く感じています。その点、従来型の場合は1次試験、2次試験と試験自体が分けて行われる分、結果を待つ心労(?)も少なくてすむ感じがしました。
ただ、これも個人の感じ方による部分も多いところですね。
まとめ
実際に申し込みをした時に従来型とS-CBT方式のを自分なりに比較して申し込みをしましたが、実際に申し込みをして試験対策をして、受検をして、結果を待つという流れの中で新たに感じたメリット、デメリットがありましたので今回記事にしました。少しでも具体的なイメージと試験対策の参考になればと思います!
・どうあっても1日で試験を終わらせることができる点が魅力に感じた人には、S-CBT方式のをおすすめ!