英語聞くだけで分かるようになったらいいのにな~
確かに・・!大量に英語リスニングした経験あるよ・・
赤ちゃんの頃など言語習得期には大量にある言語に触れることによってその言語を習得するという能力が人間には備わっていることから、英語を沢山聞くことで英語力があがると考えたことはありませんか?私は昔そう思っていた時期がありました・・。
正しいリスニングの勉強法を知って効率よく英語力を身につけていこう
目次
戦略なしに英語を大量に聞き流しても効果はほとんどない
冒頭でもお話した通り、やみくもの英語を聞き流しても英語を聞いて理解できるようにはなりません。私はその昔(中学生の頃)英語を聞いてわかるようになりたいと考え、英語の音声をひたすらに聞いていた時期がありました。
今ははっきりと分かります。「遠回りしてたなーーー」(涙)と。
皆さんは正しいやり方を知って実行すれば「聞き取りが出来る」という実感が持てるようになりますのでぜひ試してみてくださいね。
リスニングが出来るとはどういう状態なのか
さて、肝心のそのリスニングが出来るようになるための「正しい方法」ですが、その前にまず英語力を少し分解して考えてみます。
英語力を聞いて理解できるというのは以下のようなことが総合的に満たされて実現するものです。
- 語彙・ボキャブラリーが分かる(語彙力)
- 基本的な文法が分かる(文法力)
- 知っている文字情報と音情報が一致する(リスニング力)
- 音声スピードで英文を理解できる(リーディングのスピード)
例えば、
I have an apple.
という文章、この文を構成する
・「単語」や「文法」を知っている
・「適度なスピードで読めて」
・「理解できる」
・「音」で理解出来る
↓
「聞き取りが出来る」
というように、いくつもの条件が満たされて初めて「英語を聞いてわかる」という状態になります。
これが知らない単語が半分以上を占める割合の文章であればまず「読んで」理解することも難しいはずです。また、基本的な文法を知らない状態であればいくら単語を知っていても文章理解は難しいです。
最適なレベルでリスニング練習を始めよう
以上のようなことから自分にぴったりなリスニング教材の選び方、リスニング勉強の方法をお伝えします。
- STEP1リスニング教材の選び方①
- ・語彙・文法ともに英文を見れば8~9割理解できるものであること
- ・音声のスクリプト(原稿)があること
- STEP2英文内容が理解出来ている状態にする
- ・スクリプト(原稿)の英文を見て分からない箇所について文法や単語を確認して読んだら分かる状態にする
- STEP3ここから音声活用
・読んだら分かるものを聞いた時にどのくらい理解できるか確認して音を聞きながら英語を聞いたとおりに発音する。
文字としてみれば理解できるのに聞いたときに理解できない場合は、あなたの中にある英語情報が音声とリンクしていません。聞いたとおり発音できるように音を聞きながら発音することを繰り返します。
- STEP4音声を聞きながら、リピーティング、シャドウイング
・音声を聞きながらリピーティング、シャドウイングを繰り返す
この4ステップは最強のリスニング勉強法です。これを音声にして5分くらいの素材でもいくつかやることでかなりの手ごたえを感じることが出来るはずです。試しに何か音声で挑戦してみたいという方は英検の公式ホームページから各級のリスニング問題を試すことも出来ますよ。スクリプトも確認できます。
この方法でTOEICの点数も200点くらいは伸ばせたよ
学習者用の英語素材のあとにはネイティブの英語音声を使用してみよう
ある程度英語学習者用の音声素材をクリアした後には、ネイティブのリズムがイントネーションにも慣れていきましょう。英語学習用の素材はネイティブからしたら不自然なほどゆっくりはっきり話しています。洋画や海外テレビドラマを見ればわかりますが、はっきりゆっくり単語単語を意識して読まれた音声と流れるように話す英語の音声には結構な違いがあります。見てわかる英語と音を一致させる作業をスクリプト付きの音声素材でぜひ試してみてくださいね。
洋画や海外テレビドラマを音声・字幕を日本語・英語と変えられるものがおすすめです。
1つずつステップがあるんだね~
レベルアップが実感できる、効果のあった方法だからぜひ試してみてね