今回の記事では、英検準1級を目指すにあたり、おすすめの教材と学習方法をまとめました。英語学習は地道に対策することが一番の学習方法ですが、効果を感じるまでに時間がかかるものです。この学習方法でいいのかな、など心配になった時などに参考にしてみてください。
目次
英検準1級は英語4技能を測る試験
英検準1級は一次試験(リーディング、ライティング、リスニング)と二次試験(スピーキング)から構成されています。スピーキングやライティングがあることでアウトプット力も問われる試験です。
一次試験の内容
2024年度実施の試験からはライティング問題にリニューアルがあることが発表されていますので、2024年度以降にはライティング問題に要約問題が加わる予定です。
また、リスニングパートについては1回ずつしか放送されないため、当日のコンディション調整や試験慣れなども必要であることが予想されます。
(英検ホームページより)
二次試験の内容
現在、英検準1級については、受験方法として従来型とS-CBT型という2つの方法があります。S-CBT型で受験した場合は1日で一次試験も二次試験も受験することになります。
(英検ホームページより)
以下の記事で英検準1級の従来型とS-CBT型の受験方式について比較していますので興味のある方は参考にしてください。
おすすめの学習方法
語彙、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング、どの対策においてもインプット、アウトプットを意識した対策が必要ですが、おすすめなのは「声に出す」→「音読」をすることです。音読をすることで、すらすらと英文を理解したり(リーディング)聞いて分かる英文を増やしていくことができます。
私がこれほど「音読」推しなのは、「音読」が英語学習に効果的だということを紹介する、ある本を読んで実践した経験からです。「音読」とは、「只管朗読」(しかんろうどく)という英語学習法で、「同時通訳の神様」と呼ばれた日本の英語教育界に多大な影響を与えた國弘正雄氏が著書で以下のように述べています。
第1段 只管朗読の必要に目覚め、テキストを決める
「英語の話しかた」國弘正雄
第2段 テープを聞くと同時にテキストの一通りの意味を理解する
第3段 単語レベルでの発音が一通りできるようになる
第4段 途中でつっかえずに、曲がりなりにも最後まで発音できる
第5段 構文的な切れ目と音読との関連が理解できる
第6段 日本語訳に頼らずに意味が文の先頭から自然にとれる
第7段 イメージが生き生きと実感できる
第8段 朗読していて、自然と楽しさが感じられる
第9段 テキストの例文の応用可能性にどんどん気づく
第10段 自分の英語力が広がっていく可能性を実感できる
英検準1級対策に使用しているおすすめ教材
私の場合は英検準1級対策をしているうちに以下の4冊を購入しました。紹介した本の他にも対策本として良書があるかと思いますので参考にご覧ください。
単語学習についてはアプリの利用もおすすめです。ただ、単語の意味を覚えるだけではライティングやスピーキングでその語彙を使いたくてもスムーズに出てきませんので、意味を覚えた後は音読でアウトプット出来るレベルにしていきたいところです。
ライティングとスピーキングについては、ある程度の「英検準1級ライティングパート、スピーキングパートで使用したい語彙や表現レベル」の英語を使用することが求められます。簡単な語彙ばかりだと得点が伸びない可能性がありますので、英検準1級合格後も英語力を伸ばしていきたいことを考えても積極的に取り組んでいきたいところです。
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まとめ・継続していくためにオンライン英会話WiLLies Englishウィリーズ英語塾の利用もおすすめ
以上、英検準1級合格を目指す際におすすめの学習方法と教材をまとめましたが、英語学習を継続していくには長期的に続けていける仕組み作りが重要です。私の場合は、音読トレーニングをメソッドの一部として取り入れているWiLLies Englishウィリーズ英語塾を利用することにしました。定期的にレッスンを受けることで短期目標を持って日々の英語学習(音読)を続けていくことができます。
また、日々の英語学習は「音読」でインプット、レッスンでアウトプットの成果を確認する、モチベーションにして日常の「音読」につなげるというサイクルにしていくのがおすすめです。
以下の記事ではWiLLies Englishウィリーズ英語塾を利用することにした理由などもまとめていますので興味のある方は参考にしてください。