いくつか資格取得をしてきた経験、英会話スクール経験から「通学」、「独学」、近年出てきた新しいスクール体系「サブスク学習」、「オンラインスクール」についてどんな人にそれぞれ合っているのか、特徴をまとめました。
資格を取る目的を明確にしておこう
TOEIC850、日商簿記2級、中学高校英語教員免許、秘書検定2級 (その他にもいくつか) を持っています。これまでに資格取得をしてきた経験から資格取得を目指す際の勉強の手段についてお伝えします。
資格を取る時に皆さんは何を目的にしますか?
- 好きなことを仕事にしたい
- 家で出来る仕事がしたい
- 高単価の仕事がしたい
- 知識があることを証明したい
- 資格を取ること自体が楽しい
資格があると就職や転職がしやすくなってきます。資格があるということは第3者に客観的に証明するものがあるということです。やりたいことについての資格があったら取得して仕事にしたい人も多いでしょう。
資格を取る目的を一度自分ではっきりと意識することで、目的意識や資格のための勉強にも真剣に取り組みやすくなります。
資格取得をするときにどうやって勉強するか
さて、実際に資格取得を目指すとき、どうやって取得を目指すか考えます。大きく分けて学校に通って資格取得を目指す「通学」と「独学」がありますが、最近ではその中間で「動画を見て学習する」という方法があります。
①「通学」の特徴
- 他の方法に比べて費用がかかりやすい
- 通える人にとってはモチベーションが維持しやすい
- 分からないことがあったときに疑問を解消しやすい
- こちらの反応を見て講義を進めてもらえる
- 同じ資格取得を目指す人と交流できる
- 人脈作りの可能性
②「独学」の特徴
- 最低限の費用に抑えられる
- 通学に比べて学習効率は落ちてしまう可能性が高い
- 効率の良い学習の順番、方法を自分で模索したり探す必要がある
- 自己管理能力が必要
③「動画を見て学習を進めるサブスク型スクール」の特徴
- 体系的に学びやすい
- 時間や場所を選ばないので忙しい人でも勉強が進めやすい
- 講義型の講座を家で見て勉強することができる
- 通学に比べて費用が抑えやすい
それぞれ特徴があり、自分の性格や受験予定の資格の特性から選びましょう。
試験の種類によって勉強方法・手段を選ぶ
私が簿記3級を取得する際には職業訓練校で簿記の講座を受講しました。職業訓練校の簿記の講義を受けて日商簿記3級を取得したあとは独学でテキストと過去問を利用して無事に取得することが出来ました。
この経験からお伝えしたいことは、自分になじみのない分野の独学は難しいということ。普段から経理をやっていますとか、会計分野の本や新聞記事が好きで普段から関わっている場合は独学も可能ですが、普段あまり関わりのない分野はその分野のことを理解するのにまず時間がかかりますし勉強すること自体が苦痛になってしまう可能性が高いでしょう。
その場合は講義形式の通学や動画を利用するなどして資格勉強の内容の周辺知識や背景なども一緒に学ぶことで自分の生活とのつながりや自分自身の興味・関心から内容の理解や習得がしやすくなります。
資格取得したい分野が普段から関わりのあるものかどうかが一つのチェックポイントとなります。
生活スケジュールや自分の性格から選ぶ
忙しい方ならオンライン型のスクールやサブスク型サービスがおすすめです。例えば毎日仕事があってて勉強出来るのは22時~24時までという方がいたとします。家で動画をみながら学習できれば時間や場所の制約をあまり受けずに勉強を進めることができます。
逆に学校に通わないとどうしてもやる気が出ないという方もいます。場所を変えるメリットも確かにありますので、時間やお金の都合がついて通学することでやる気が出る方には通学が向いているといえるでしょう。
また以前勉強したことがある、とか普段関わっている分野の試験で自分で勉強を進めることの出来る方でしたら独学があっているといえます。
まとめ
今回の記事では、これまで資格取得をしてきた経験、英会話スクールでの勤務経験から「通学」、「独学」、近年出てきた新しいスクール体系「サブスク学習」、「オンラインスクール」についてどんな人にそれぞれ合っているのか、特徴をまとめました。
どのスタイルにもそれぞれ特徴がありますので自分に合ったスタイルで学習を進める際の参考にしてほしいと思います。また、いろいろ試してみるのも面白いかもしれませんね。