何かのスキルを上げたい時、アウトプット、インプットという視点で取り組んでみると力をあげやすいよ、というお話です。人間、生きていく中で習得してみたいことたくさん出てくると思います。仕事のスキル?営業力、事務能力、プレゼンスキル、英語力、楽器の演奏、などなど。どんなことにも応用可能な考え方です。
目次
アウトプット、インプットとは?
私は英語が好きで長い間英語習得に注力してきました。英語には4技能と呼ばれる「聞く」「読む」「話す」「書く」というものがありますが、この4技能で言うと、「聞く」「読む」がインプット、「話す」「書く」がアウトプットということになります。自分に取り入れることをインプット、自分から出すことをアウトプットというのですね。
アウトプットを意識するべき理由
理由を2つほど上げてみます。
①アウトプットの作業を取り入れることでインプットした内容を定着させたり理解を深められる
私は長い間英語学習に取り組んできたというお話をしましたが、意識せずに取り組むとインプット作業に偏ってしまいます。例えばまず「英語が話せるようになりたい」と考えた時、「英検2級」を目指そう、などと考えませんか?
英検2級を取得するためにはまず単語を覚えて、文法を覚えて、など主にインプットの作業は出来ることとして取り組むはずです。ただ、その時にアウトプットの作業を取り入れることでインプットした内容が定着しやすかったり、理解が深まります。例えば、文字で「endangerd」という単語を覚えようと目にしました。このときに見るだけよりも、声に出して発音したり、書いてみることで自分がどこまで記憶しているのか確認することが出来るのです。その単語を見て「なんとなく意味が取れる」のと、「自分で書ける」のと、「自分で発音して意味が脳内でイメージとして理解できる」のとではそれぞれ違います。そこまで出来ることで自分の中で理解を深めたり定着を図ることが出来るというわけです。
インプット作業を自分一人で出来たり、取り組みやすい性質があるのでいつまでもインプット作業をしてしまいがちになりますが、ある程度のインプットが進んだ段階でアウトプットの作業を入れるべきです。
このブログも実はそれを実感したきっかけの一つなのですが、ブログで書きたいテーマを見つけて書いていく作業を通して、自分自身からアウトプットする中で、自分の中の方向性や考えがどんどん整理されていくのを感じています。ブログを始める前に色々情報収集するばかりではある段階で成長のスピードが止まってしまいますが、アウトプットの作業を入れることでさらなる疑問や課題を発見し、解決することで自然と知識や実践力がついていきます。
また、別の例でいえば例えば会社でプレゼンテーションをする機会があったとします。そのためにはプレゼンテーションの目的を明確にし、情報を整理し、伝える準備をしますよね。これもアウトプットの作業になります。
②最終的にはアウトプットすることがゴール
アウトプットしなければ身に付かないスキルもたくさんあります。いわゆる実践力です。何かスキルを身につけたいと考えたら、ゴールや目的を考えたとき、「習得した知識や技術をアウトプットする」ということになるかと思います。英語をつかいこなすのも、会話のキャッチボールや英語を聞いたり読んだりできるというインプットもアウトプットもある作業にはなりますが、メインはアウトプットできるかという点が重要になるのではないでしょうか。
どんなことにも応用可能
英語学習に限らず、例えば仕事で覚えたことを他の人に教えてあげたら(アウトプット)それだけ自分の知識が定着したり新な疑問がわいてくることもあるかもしれません。「一番の勉強方法はそれを誰かに教えること」というのは聞いたことはありませんか?教える時には、「どんな言葉で言ったら一番伝わるかな?」「具体的な例で説明するとしたらどんなことがあてはまるだろう」「この概念は違う視点で見たらこういう風にもとらえられるな」など、アウトプットしようとするといろんなことが頭の中に思い浮かぶはずです。その段階でやめずにぜひ「伝える」というところまで実践してみてください。
人間必要ないことはやりたくない生き物です。やらなければ考えません。思考停止です。実践してみたらきっとその効果を感じられることと思います。
(参考)英語学習におけるインプットとアウトプット例
インプット例
- 単語を聞いて目でつづりを確認する。
- 英文を目で読む
- 英語音声を聞く
- 海外テレビドラマの字幕ありを見る
- 洋楽を聞く、歌詞を見る
アウトプット例
- 英文を音読する
- 英文を書き写す
- 聴いた英文を書きとる(ディクテーション)
- 聴いた英文を聞いたままついて言ってみる(リピーティング、シャドウイング)
- 海外テレビドラマを見ながら出てくるセリフをつぶやく
- オンライン英会話
オンライン英会話体験3選(キャンペーン中)
英語学習においてアウトプット作業はどうしても後回してしまったり、どうやって継続していくか難しいのもまた事実。最近ではいろんなオンライン英語のサービスがあり特色があるものも多くなってきています。自分に合うサービスで英語学習を効率よく進めたいですね。私が気になったオンラインサービスを上げてみます。
1.EF INGLISH LIVE (今回上げた3つのサービスの中ではオーソドックスな特徴)
- 7日間無料体験可能(プライベート1回、グループ3回)
- オンライン教材利用可能
- 世界各国からの生徒と一緒にグループレッスンが受講できる
- 無料体験レッスン受講可能
- 全て込みで月額税込み8900円(正式入会した場合)
- グループレッスン最大30回/月、プライベートレッスン最大8回/月
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2.オンライン英会話hanaso(復習中心、また英語カリスマ講師の教材メソッドが売り)
- 人気英語講師 関正生先生監修
- 復習中心のメソッド
- 3つの選べる月額プラン(4180円~12078円)
- 繰り越せる回数制から毎日レッスン受講できるプランまで
- 毎日25分のレッスンを受講してもひと月6578円
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3.【自分の英語を書いて、話す】オンライン英会話ベストティーチャー(ライティングで講師とやりとりから始まるトレーニング)
- 資格対策を含む7つのコース
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- 日本人が苦手な「書く、話す」に焦点を当てたメソッド
- ライティング→添削→シャドウイング→スピーキング
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まとめ
今回の記事では、英語学習をする上でアウトプット学習が大切な理由、英語学習におけるアウトプット学習の例などについてまとめてみました。後回しにしてしまいがちなアウトプットの学習にはオンライン英会話を取り入れるのもおすすめです。