日曜日の初耳学で放送された、マーケターである森岡毅さんのお話がとても説得力のあるお話でしたので、覚えておきたいことを自分の調べたことや解釈を含めてまとめます。
仕事やキャリアに悩む人に向けて、キャリア形成、仕事を続けていくうえで大切な考え方だと感じましたので紹介します。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 [ 森岡 毅 ]価格:1,650円 (2023/4/13 13:27時点) 感想(46件) |
自己肯定感を上げる方法は「挑戦していくこと」
国際調査比較では日本人の自己肯定感は欧米人に比べて低いという調査結果が出ています。こういった結果が出る原因として、欧米では幼いころから自己主張をしなければ生きていけない社会である一方で日本は「周りに迷惑をかけないように」という教育をされることが多いことが理由の一端と考えられています。
森岡さんの考えでは、自己肯定感をあげるには「挑戦していくこと」だというお話をテレビではされていました。
「挑戦すると」→「失敗にしろ成功にしろ経験がつめる」→「失敗するかもしれないという不安に耐えたり成功したという自信から次の挑戦が出来る」
という良い循環から、自己肯定感が上がっていくという考えですが、私自身も「挑戦する」ことで自信を持つことにつながると考えているので、共感できるお話でした。何もやらないと何も変わらないので、自分自身、出来る範囲からでも何かしら「やってみる」、「挑戦してみる」ということは大切にしています。
人間は他人に喜んでもらうことを嬉しいと感じられる社会的な生き物
人間は「他者に喜んでもらえることで喜びを感じられる」社会的生き物だ。Aさんには見えてBさんに見えないものもある。Bさんには見えてAさんには見えないものもある。それぞれが経験してきたことで見えるものは変わってくる。何かで苦労したりつらい経験をしたからこそ「あの経験があったから今がある」という未来は今からでも作れるはずだ。あなたの経験を活かせる場所がきっとあるはずだ。
これはある実業家の方のお話ですが、事業で大成功して、収入も上がり、好きな車に乗り、好きなことをして過ごしていた時期をある程度過ごすと、その方は「燃え尽きてしまった」そうです。それ以上頑張ることが出来なくなってしまった。その後、「自分ではなく」「他者のため」「社会のため」という視点が持てる事業に携わるようになって「燃え尽き」が解消されたというお話をされていました。
もちろん、「100%他者のため」というのは難しいというかほとんどの人には無理ですが、「誰かの役に立っている」と思えるからこそ頑張れる、踏ん張れることはありますね。
考え方・見方を変えて、行動を変えていく
人間は決意してもすぐには変わることができない。5回に1回成功したときに「4回だめだった」と思うのではなく「1回成功した!」とプラスの認識をしていくことが大事というお話もされていました。また「すぐには変われないけど少しずつ変わっていこうという覚悟を持つことが大切」ともお話されていました。
「3か坊主で、4日目に続けることが出来なくても、5日目、6日目とまた続けていこう」とやめないで続けていくこと、取り組んでいくことが大切ですね。
まとめ
今回のお話では、自分自身を高めていけるヒントになる考え方がたくさん出てきました。
- 自己肯定感を上げる
- 自分を上手く売り込む
- 行動をよりよく変えていく
- モチベーションの持てる目標の持ち方
これらは生きていく上で身につけておきたい、こどもにも身につけてほしい考え方でした。私は40代ですが今までに未経験のことをする時には「緊張や不安」を感じることもあります。でもそういった経験こそが自己の成長や自信につながっていくことを忘れずにやってみたいことには恐れず挑戦してみたいと思います。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 [ 森岡 毅 ]価格:1,650円 (2023/4/13 13:27時点) 感想(46件) |